2013年4月16日火曜日

タイ文字時計を求めて・・・(タイ66日目)

バンコク伊勢丹前にタイ文字時計台を見て以来、ずっ〜と気になっていたタイ数字の時計。
高級ブランドから激安ショップの時計屋まで手当たり次第のぞいていたが、どこにもない。
インターネットで調べると、日本でも通信販売で売っているではないか・・・。
う〜ん、日本に帰って買おうかな・・・。
もうすっかり諦めた頃、キャメロットという会社で作っているという情報を仕入れた。

1.ラップラオ駅近く(といってもかなり歩く)
2.会社の工場併設の直売所あり
3.お手頃な値段
4.お店の人が優しい?(笑)

今日もカービング教室はソンクラーンのお休みで、とくに何の予定も入れていない。
またまた、恐怖の急な思いつき・・・
ソンクラーン休みかもしれないけど、とりあえず行ってみるか!

朝方、もの凄い雷をともなう雨だったので、外の気温はかなり涼しい。
アソーク駅まで、ダラダラと散歩しながら歩いていく。
途中、隣駅のプロンポンで、明日予約を入れたカービング教室「まほっち」が引っ越したので、そのマンションの下見もかねて寄り道する。

散歩すると、電車やバスでは気づかなかったものが見えてくるから、ちょっと面白い。

さてさて、アソーク駅から地下鉄に乗り、ラップラオ駅で下車。4番出口から徒歩15分程歩き、ラップラオ通りソイ33へ入った一番奥の突き当たりに、目的地のキャメロット社へ。

暑い!とにかく暑い!

遠くに見える行き止まりらしきところ・・・
え〜あそこまで歩くのか?スクンビット通りのような大きな通りでは小さな通りの入り口にモーターサイが待機しているが、ここは無いようだ。

ここまできたら行くしかない。すぐに汗がにじんできた。
もう少し、もう少し!

あれかな?やっとそれらしき建物が・・・。
やっと着いた〜〜〜〜〜!

なんだか静かな雰囲気・・・

ま・ま・ま・のまさか!
「ぎゃあ〜っ!鍵がかかっとる〜」 
(いつもの私の・・・あれだ・・・行き当たりばったりの気まぐれ行動の顛末)
下調べで、「無休」って書いてあったのに・・・
お店の事情により変更される場合もありますって注意書きあった。確かに!(笑)
暑い中、道を尋ねながら行ったり来たりして、たどり着いたので、
結構ショックは大きい。
(一人で来て良かった!誰か誘っていたら、たぶん絶縁されていただろう)

照明のない鍵のかかった店内を、ドアにへばりついて必死にのぞきこむ。
「あ〜、あれ欲しかった〜。残念〜。」
「あ〜あっ!ソンクラーン休みだからしょうがないやん!」
「あ〜もう、バカバカバカ」
ひとり言が口から出てくる出てくる・・・。

しょうがない!帰るか!

ドッドッドッドッドッドッドッ・・・

男女の二人乗りのバイクが近づいて来た。
念のために確認しておこう。

「この店閉まっているよね?」

そう!やっぱりお休みらしい。





じゃ〜ん!
冷たいお茶を出してくれたよ〜。



そうです。
実はこの二人、お店の関係者だったのであります。
ラッキーというか・・・
タイミング良く戻って来てくれました。お店は休みだけど、鍵を開けて、クーラーをつけてくれて、おまけに冷たいお茶までだしてくれて、本当に感激してしまいました。


時計は手作りでレトロな雰囲気が漂っており、ひとつひとつ微妙に形が違うが、またそれがいい!
日々、1分1秒の正確な時を刻む世界の中で生活することに慣れていると、全く異次元の世界にいるようだ。ゆっくりゆっくり時間を刻む。そんな生活も悪くないな・・・。


店内には様々な形の時計が飾られている

猫のかたちの時計

左がタイ数字の時計、右がローマ数字

自分へのお土産は猫の時計!(猫の時計か象の時計にするかかなり迷ったが・・・)

帰りは、お店のお兄さん?とおぼしき人から大通りまで、バイクで送ってもらう。
あの暑い中、帰らねばと思うだけで少し気が滅入っていただけに、またまた感激。

お休みの日に、お店を開けてくれた関係者のお二人、どうもありがとうございました。
大切にします。







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